よく転ぶお年寄りの転倒予防グッズ(家の中)|工事不要の簡易手すりの種類

足腰が弱ってくると家の中や玄関などで転んでしまうことが多くなります。

転ぶのを予防するために筋力をつけたりすることは大事ですが、家の中の環境を整えることも大切です。

介護度がつけば介護保険を使って手すりを取り付けるなどの家屋改修をすることもできます。

自分で簡単につけられる手すりなどもたくさんの種類があるので、まだ業者を呼んで家屋改修をするほどではない場合はそういった物を使うと便利です。

部屋用、お風呂用、トイレ用など家の中に簡単に取り付けられる手すりや便利グッズを紹介します。

歩行器や杖などの屋外用の補助具は別ページ(歩行器)で紹介しています。

用途に応じた手すりの種類

1、突っ張り式手すり

2、置き型手すり

3、ベッドの手すり

4、玄関の手すり

5、お風呂の手すり

6、トイレの手すり

7、移動式

8、転倒予防靴下

9、足首ストレッチボード

1、突っ張り式手すり


つっぱり式介助ポール

天井と床で突っ張ることで取り付けられるタイプの手すりです。

取り付けたい場所の天井と床の強度があればつけられます。

天井と床の間隔が190cm~270cmまで対応でき、ほとんどの家で使用可能です。

家屋改修などで通常の手すりがつけにくいけれどよく転んでしまう場所などにも便利です。

パーキンソン病などでは方向転換時に後方に転んでしまうことが多いので、カーテンを開け閉めする窓のそば、仏壇のそばなど、振り返って転倒しがちなところに付けて捕まれるようにする安心です。

2、置き型手すり

置き型手すり

18.7kgあり、工事をしないで簡単に設置できる置き型手すりです。

廊下に出れば手すりがあるけど、ドアまでは手すりがなくて危険というような時に、途中に置くことでつかまって歩くことができます。

ベッドからポータブルトイレへの移動などにも便利です。

移動の動線の途中に設置しておくことで転倒を予防できます。

3、ベッドの手すり


ベッド用手すり

木製のベッドにネジで固定するだけの手すりがあります。

手すり付きの介護ベッドをレンタルするのもよいですが、今使っている分厚いマットレスのベッドに手すりを付けたい場合は、こういった物を使用すると便利です。

立ち上がった後に少し歩くための移動バーがついているタイプもあります。

転落を防止するベッド柵(フェンス)もありますが、そちらは体重をかければ動いてしまうので介護用としてはむいていません。

置くだけのタイプもあります。

全体重をかければ多少動く可能性はありますが、こちらは介護用です。

4、玄関の手すり


手すり付き玄関台

玄関で使う踏み台に手すりがついたタイプです。

床に直接手すりをつけるのは大変ですが、踏み台についているので簡単に設置できます。

また、上がり框を上がるのに一段踏み台を置くことであがりやすくもなります。

5、お風呂の手すり


お風呂の手すり

浴槽に取りつける手すりです。

家で入浴する際、浴槽をまたぐのが不安な方にはこういった物をつけると安定性が増します。

挟むタイプで簡単に設置できます。

高さの調整も可能。

少し不安ですが吸盤タイプもあります。

6、トイレの手すり


トイレ用手すり

置くだけで簡単に設置できるトイレ用手すりです。

床に固定する用の両面テープが付属しているようなので、そちらで床に固定して使います。

口コミを見ると両面テープで固定していないという方もいるようなので、それほど不安定でなければ固定まではしなくてもよいかも知れません。

7、移動式

固定型歩行器

キャスターなどがついていない固定型歩行器は、真上から体重をかければ安定し、持ち運び型の手すりのような役割も果たせます。

持ち上げて前についたら二歩歩くというようにして進んで行きます。

デイケアに通っている方で、自宅ではこういう歩行器を使っているという方もいます。

ただし、こちらは持ち上げれば浮ていしまうため、前に体重をかけられず重心が後方に行ってしまう方には不向きです。

前かがみになることで前に体重が行きやすくなったり、本体の重さで重心が後方に行きにくくするという効果は多少あります。

軽量のタイプであっても持ち上げながら長距離を移動するには大変なため、長距離歩く際はタイヤがついているタイプがおすすめです。

ただし、タイヤがついているタイプは体重をかけすぎる方の場合は前に前に行きすぎてしまうため危険です。


自立する杖

手すりではないですが、そのまま立てて置ける杖も便利です。

下の部分が四つ足や三つ足になっているタイプの杖は、手を放しても立てておけます。

一本杖だと置き場に困り面倒で使わなくなりがちですが、どこでも手を放せる杖であれば使いたい時にさっと使うことができます。

足の部分が広いタイプは、足と軸ががっちり固定されていて杖を真っすぐな状態でしか使えませんが、足の部分が狭いタイプは杖を斜めにしても体重がかけられるように足と軸との境目が可動式のものが多いです。

固定されているタイプの場合は真上から体重をかけないといけないため、重度でなければ斜めにしても使える可動式杖の方が使いやすいです。

上で紹介した固定型歩行器同様、後方へ転びやすい方の場合は持ち上がってしまうので十分効果を発揮できませんが、前につくことで体重が前に行きやすくなるのであれば効果は期待できます。

8、転倒予防靴下


転倒予防靴下

つまづきを予防し、転ぶリスクを減らす靴下です。

つま先が反るように設計されており、歩行時に床につま先がひっかかったり、段差を超える時につま先がひっかかりにくくなるようにしています。

すり足気味で歩き、つまづいてしまう方に効果的です。

不安定さが治るというようなものではないです。

私の父にも購入したことがあるのですが、つま先が常に反り返りやすくするため圧迫感があるため嫌がって履いてもらえませんでした。

つま先を反り返らせるためにはこれくらいの圧迫感は必要なのだと思います。

圧迫感のある靴下が苦手な方は嫌がるかも知れませんが、口コミをみると効果があると書いている方もいるようなので、効果自体はあるのだと思います。

9、ストレッチボード


ストレッチボード

足関節を柔らかくするストレッチボードです。

ふらふらして転倒する方の転倒予防にはなりませんが、アキレス腱が硬く足が反りかえりにくい方の転倒予防にはなります。

アキレス腱が硬いとつま先が上がりにくいためつまづきやすくなります。

また、重心が前に行きにくく自然と重心が後方になってしまうので後方へバランスを崩しやすく尻もちをつきやすくなります。

こちらに立つことでアキレス腱のストレッチができます。

手すりにつかまったり、背中側を壁にするなどして、転倒には十分注意してください。

写真の商品は私の勤めているデイサービスでも使用しています。

1日90秒乗るだけでと書いてありますが、デイサービスでも5分はしているので徐々に伸ばすとよいと思います。

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