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履くのが大変でもウォーキングはスニーカーで

80代、90代のおじいちゃん、おばあちゃんでも、元気な方はウォーキングをしています。

遠くまで歩いて買い物や病院に行く方もいます。

よく歩く方の場合、履く時の履きやすさを重視するのではなく、履いてしまった後の履き心地を重視する必要があります。

しっかりとしたウォーキングでは足を大きく動かすため、足にしっかりフィットしたスニーカーやウォーキングシューズを履く方が安全です。

ここでは、年齢相応の体の不自由さはあるけれど、ウォーキングができるくらい元気なお年寄りの方の靴の選び方についてお話しします。

 

リハビリシューズはおすすめしない

高齢者向けの履きやすい靴としてよくみかけるのがリハビリシューズ(介護靴)です。

リハビリシューズでよく言われる「履きやすい」というのは、「歩きやすい、履き心地がいい」という意味あいよりは、「体が不自由でも脱ぎ履きしやすい」という意味あいが強いです。

そして「リハビリ」というくらいなので、不安定で歩きがゆっくりだったり、そこまで長距離をあるかない方を想定しているものがほとんどで、主に施設や病院の中で履く室内用の物が多いです。

中には屋外用のものもありますが、細いマジックテープで留めるタイプや、ファスナータイプのものは足にフィットしにくいため、ウォーキングにはおすすめしません。

リハビリシューズがおすすめの方は次の両方を満たすような方です。

  • 長距離は歩かない
  • フィット感のあるスニーカーなどには足を突っ込むのが難しい

リハビリシューズは、マジックテープで甲が大きく開いたり、ファスナーがついていたりし、靴の中に足をギュッと押し込む力がなくても履けるようにできています。

その一方、

まるるん
まるるん

踵を包み込むようなフィット感や生地自体のふかふか感は少ないものが多く、また、スニーカーのような締め付け具合の調整もしっかりとはできません。

そのため、よほど甲の高さや長さがぴったりの物を買わないと、靴の中で足がパカパカと動きフィットしません。

施設内を少し歩く分にはいいですが、足で地面をしっかり蹴って歩く元気な高齢者のウォーキングにはむいているとは言えないのです。

 

よく歩く高齢者におすすめの靴とは?

ウォーキングや買い物で長距離を歩く元気な方は、歩幅も広く、地面をしっかり蹴って歩くため、足にフィットしたスニーカーやウォーキングシューズがおすすめです。

そして、軽くてクッション性があり、足への負担が少ないもの

膝の関節が痛くなる方も多いので、衝撃を吸収できるクッション性は大切です。

また、つまづきが心配な場合には、つま先部分の反り返りがある方が引っかかりにくいので良いです。

まるるん
まるるん

長距離を歩く場合、履くまでが履きにくくても、履いてしまえばフィットするスニーカーを履く方が安全に軽快に歩くことができます。

軽快に歩くということは、地面を強く蹴ることができ、歩幅が広がり、ふくらはぎや股関節回りの筋肉も付きやすくなるという利点もあります。

 

しかし、スニーカーにも欠点があります。

踵部分を包みこむよう深さがあったり、足裏に合うように土踏まずが膨らんでいたりするため、足を少し入れにくいということ。

そのため、踵に手をかけて引っ張ったり、足を奥に突っ込む動作をしないとうまく履くことができません。

 

ウォーキングができるほど元気な方であっても、

  • しゃがんで踵に手を伸ばす
  • つま先をコンコンと床にぶつけて足を奥に押し込む

という動作はバランスをくずして転倒する危険があります。

一般的なスニーカーを履く場合には、

  • 壁や棚に手をついて履く
  • 椅子に座って履く

などの工夫をし、安全に履くようにしましょう。

 

楽に履ける機能的スニーカー

しかしスニーカーの中には、立ったまま楽に脱ぎ履きできる工夫がされたものもあります。

椅子に座って履く、踵に手を伸ばすなどをできればしたくないという方は、こういったスニーカーもおすすめです。


こちらのLAQUN(ラクーン)というスニーカーは、踵部分に手をかけることなく簡単に履けるようにできてます。

まるるん
まるるん

足にフィットするというスニーカーの長所を持ちながら、スリッポンのように簡単に足が入ります。

キャッチフレーズは手を使わず1秒で履けるスニーカーです。

高齢者だと1秒は難しいかも知れませんがそれくらい手間がかからないということです。


手を使う必要がなく立ったまま履けるスニーカーは、

  • スリッパに履き替える必要がある歯科やクリニック
  • デイサービス・デイケア
  • 旅行

など靴の脱ぎ履きが必要な場所へ行く際にも便利です。

LAQUN(ラクーン)

 

まとめ

スニーカーを履くのが大変でリハビリシューズやフィット感のない靴を履く方も多いですが、足にフィットしていないと、靴のつま先が十分上がらずつまづくことがあります。

施設内で使用したり、病院やちょこっとのおでかけで使用する分にはいいですが、元気よくウォーキングをする際の靴は、脱ぎ履きする際の便利さよりも、履いてしまったあとのフィット感の方が重要です。

つまづきは転倒につながり、骨折してしまえば入院することになります。

長距離の歩行時にはぜひ軽量でクッション性があるスニーカーを履きましょう!

まるるん
まるるん

手を使わずに履くのが難しいスニーカーの場合は、椅子に座って、または片手で手すりなどにつかまって履くようにしましょう。

 

立ったまま楽に履けるスニーカーがいいという方は、よかったらLAQUN(ラクーン)を試してみてください。

 

【実際に履いてみた感想とLAQUNの詳細です】

高齢者におすすめ!脱ぎ履きしやすいスニーカー
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■この記事を書いた人(監修)

 

   まるるん

理学療法士(24年)/ブロガー(9年)

2000年に理学療法士免許(国家資格)を取得し病院や介護施設でリハビリ専門職として勤務、2015年からは副業でブログも書いているまるるんです。

福祉用具、リハビリ用品、バリアフリーの温泉宿などを紹介します。

プレゼント選びも好きなので、高齢者へのプレゼントに向きそうなものも紹介します。

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手を使わずに履ける靴
LAQUN(ラクーン)

踏んだ踵が勝手に戻るので手を使わずに簡単に履けます。

実際に履いてみた感想はこちら

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