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デイケアと半日型デイサービスの違い・選び方

デイケアと半日型のデイサービス(リハビリ特化型)の主な特徴を、勤務した経験を元に紹介します。

私が実際に勤めたり見学に行った施設のやり方です。

まるるん
まるるん

施設によってだいぶ違いはあると思うので、実際に通う場合は見学に行ってから決めてくださいね。

 

デイケア

デイケアの中には一日型と半日型があります。

デイケアは、『通所リハビリ』という言い方もあり、基本リハビリを行います。

一日型は、リハビリ以外にレクレーションや入浴も行いますが、半日型の場合は主にリハビリだけして早く帰りたいというような方が利用します。

一日やっているところで半日で帰るような方はあまりいませんが、若い方に多いです。

 

私が勤めた数か所のデイケアは10時頃から16時頃までの一日型でした。

入浴は希望者だけ。

家族の負担を減らすために預かってもらうという目的で行く場合もあります。

 

4か所ほど非常勤で働きましたが、どこも入浴、昼食、レク、リハなど全てをする一般的なデイケアのところでした。

利用者の特徴としては、半日型デイサービスよりも介護度の重い方が多いです。

まるるん
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デイケアはハビリの専門職である理学療法士や作業療法士が必ずいなければいけません。

そのため、自主訓練では難しいような方や、個別で直接リハビリをしてもらいたいような方はデイケアに行きます。

けれども、専門職がいるからといって必ずしも個別でしっかり対応してもらえるとも限らないのが現実です。

 

利用者に対して配置しなければいけない専門職の数が圧倒的に少ないので、助手に指示を出したり、自主トレの指導や重度の方の介助をしたりしていると、介護度の軽い方には一対一で接する時間は非常に短くなってしまいます。

施設によるとは思いますが、重度で一人ではリハビリをできない方にはつきっきりにならざる負えないため、自立度の高い方は自主訓練が多くなりがちです。

 

自主訓練が悪いと言っているわけではありません。

自主訓練でも筋力をつけたり持久力をつけたりすることができます。

まるるん
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ただ、専門職がいても、必ずしも個別で対応でマッサージのようなことをしてもらったり、常に声掛けしてもらいながら筋トレをしてもらったりできるわけではないということです。

個人的に思ったことですが、デイケアでほぼ自主訓練をするような場合は、このあと紹介するリハビリ強化型のデイサービスの方がリハビリ効果があると感じます。

半日型デイサービス

デイサービスもデイケア同様に入浴、食事、レクレーション、リハビリなどのサービスをうけられます。

デイケアと違うところは、別名『通所介護』という名前からも分かるように、介護メインの施設ということになります。

まるるん
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預かることが目的なので、筋トレや歩行訓練のようなリハビリはないところもあります。

一対一で行う個別のリハビリもないところが多いです。

 

看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師のうちの誰かがいればいいということになっているので、理学療法士や作業療法士などのリハビリ専門職がいない場合もあります。

 

このように聞くと、リハビリをしっかりやりたければデイケアの方がいいと思いますよね?

でもこれもまた違います。

 

デイサービスの中にも、半日型でリハビリ特化型デイサービスというものがあります。

現在はリハビリ特化型の半日型デイサービスで働いていますが、今まで勤めていたいくつかのデイケアよりもよっぽどリハビリをして体を鍛えられていると感じました。

まるるん
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トレーニングジムのようなマシンがあり、最初から最後まで2、3時間ずっとトレーニングをしています。

もちろん必要に応じて個々で休憩ははさみますが、レクや入浴などはないのでずっとリハビリをしています。

 

デイケアよりもリハビリをしている時間が圧倒的に長いし、機械がそろっているので、多くの筋トレをすることができます。

 

ただし、こういったところは自分でどんどん進めていく自主トレがメインなので、介護度が高い方はほとんどいません。

ほぼ普通に動ける、付き添いが必要ながらも自分で歩ける、マシン訓練を自分で頑張れるという方がほとんどです。

 

私の勤めているところのように、デイサービスでもPT・OTなどのリハビリ専門職がいる場合もあります。

毎日ではなくても、曜日によっている場合も。

 

リハビリ専門職は、個別でリハビリをするというよりは全体を見て訓練を考えたり、必要に応じて個別に評価したりすることが主な仕事となりますが、短時間でも個別でリハビリしてもらえる場合もあります。

まるるん
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デイケアに比べるとしっかりとした個別リハビリは期待できませんので、個別リハビリを希望するのであれば、専門職がいて個別リハビリを行ってもらえるかを問い合わせましょう。

 

入浴特化型の半日デイサービスというのもあるので、何をメインに行っているデイサービスかの確認が必要です。

デイケア・デイサービスの選び方(リハビリ視点)

どちらがリハビリをしっかりできるかということですが、これは介護度の状態によって全然違います。

デイケア

まるるん
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要介護4.5など介護度が高い方はデイケア一択です。

ジムのような半日型デイサービスの場合は、筋トレ器具を使って行う自主トレや、ルームランナーで歩行練習をするなどがメインです。

介助をしながらの立ち上がり訓練や歩行訓練や、麻痺のある手足をじっくり動かしてもらうというようなことはあまり期待できません。

 

デイケアでは必ずリハビリ専門職がいるため、必要に応じてじっくり体を動かしてもらうことができます。

家族的にはリハビリをしてもらいたいけど、本人はやる気がなく、声掛けをしてもらっていないとリハビリを行ってくれないような場合もデイケアがおすすめです。

デイケアでは、退院後3か月以内だと40分間きっちり個別で見てもらえるという制度(短期集中加算)を取り入れている施設もありますので、病院のように人の手でリハビリをしてもらいやすいです。

 

デイサービス

デイサービスの場合は個別でリハビリを行うという制度がないため、施設運営の問題からしてもそこまで専門職をそろえて一人一人にかかわっていくことはできません。

その分、機械を使って筋トレをしたり、集団体操をしたりというやり方になります。

そのため、自分で運動しようという気のない方の場合はデイサービスでのリハビリは難しいです。

積極的なリハビリを行わず預かりメインのところもあります。

まるるん
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自分一人で歩けたり、軽く付き添うくらいで歩けるような方でやる気のある方は、リハビリ特化型のデイサービスがおすすめです。

 

リハビリ特化型デイサービス

リハビリ特化型デイサービスでは、過ごす部屋とリハビリ室が分かれているという形ではなく、過ごす部屋がそのままリハビリ室という感じになっていたりします。

全体的に狭いところが多いのではないでしょうか。

トレーニングジムに通う感じです。

まるるん
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少し休憩してはマシンを行うということを繰り返すので、通っている時間はずっと運動を行います。

体力づくり、筋力アップのために長く運動をすることができます。

 

デイケアでのリハビリは、声をかけられてからリハビリ室に行き、数分か、長く自主トレを行ったとしても1時間くらいでリハビリを終えて自分の席に戻るやり方なのでそこがだいぶ違います。

デイケアでも場所によっては機械がたくさんあるところもあるとは思いますが、私が勤めたところは機械をたくさん置いているというところはなかったです。

 

デイケア・デイサービスの選び方(本人希望)

ここまで話した内容は、リハビリ効果という視点での施設の選び方です。

もう一つ重要な選び方は、本人が何を望んでいるかです。

デイケア、一日型デイサービス

一日ゆったり過ごすデイケア(一日型のデイサービスも)では、他の利用者とお話をしたりレクレーションを楽しんだりするコミュニケーションの時間があります。

それが楽しみの方はこちらの方がいいですが、そういうのが苦手な方は時間が早く過ぎてほしいと思うだけの苦痛な時間になる可能性がありますので注意が必要です。

まるるん
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リハビリ目的なだけでなく、コミュニケーションも楽しみたい、老人会のような感覚で行きたいというのであれば1日型のデイケアや通常のデイサービスの方がむいています。

 

リハビリ特化型デイサービス

トレーニングジムのような半日型デイサービスでは、流れ作業のように次から次へとマシンをこなしていくため、ゆっくり話をする時間はありません。

全員が通ってきてそろうまでの時間や、最後にお茶したりするちょっとしたコミュニケーションタイムはありますが、デイケアに比べると格段に少ないです。

レクレーションをしたり、だらだらと一日施設で過ごすのが嫌でリハビリだけして帰りたいという方はこちらがおすすめです。

特に若い方や男性の方はそういう傾向にあります。

まるるん
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こういった方は、お風呂目的なら半日型の通常のデイサービス、マシーンを使ったリハビリが目的なら半日型のリハビリ強化型のデイサービスがむいています。

 

最初にも書きましたが、デイケアやデイサービスは施設によってだいぶやり方は違います。

半日型デイサービスも同様です。

実際に見学に行き、よさそうであれば一日体験をし、自分にあった施設を選びましょう。

 

まとめ

施設によって多少特徴が違いますが、まとめると下記のようになります。

デイサービス(1日) お風呂、食事を利用しながらレクも楽しみたい方。
(家族の休息も兼ねた利用の方が多い)
デイサービス(半日) お風呂を利用したいけれどレクなどは好まず早く帰りたい方。家族の預かり目的。
(本人が行きたがらないけど お風呂は入れてもらいたい場合など)
リハビリ特化型デイサービス スポーツジム感覚で運動をしたいわりと元気な方。
(要支援や介護度の低い方がほとんど)
デイケア(1日) 理学療法士などに個別訓練を行ってもらいながらお風呂に入ったりもしたい方。
(家族の休息も兼ねた利用で介護度の高い方が多い)
デイケア(半日) 理学療法士などの個別訓練は受けたいけどそれ以外のサービスは不要で早く帰りたいという方。
(若い方に多い印象)
■この記事を書いた人(監修)

 

   まるるん

理学療法士(24年)/ブロガー(9年)

2000年に理学療法士免許(国家資格)を取得し病院や介護施設でリハビリ専門職として勤務、2015年からは副業でブログも書いているまるるんです。

福祉用具、リハビリ用品、バリアフリーの温泉宿などを紹介します。

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施設の選び方
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