PR

自宅リハビリで効果を高める環境づくり

病院やデイケア、訪問リハビリで教わった運動も、自宅で継続することで効果が期待できます。

しかし、自宅では「運動する場所がない」「準備が面倒」「気が散ってしまう」などの理由で、なかなか続かない方もいます。

リハビリを続けるためには、運動内容だけでなく、無理なく始められる環境を整えることも大切です。

この記事では、自宅リハビリを続けやすくする環境づくりのポイントを紹介します。

リハビリを行う場所を決めておく

毎回違う場所で運動をすると、その都度準備が必要になり、面倒に感じてしまうことがあります。

リビングの一角やダイニングテーブルの近くなど、「ここでリハビリをする」という場所を決めておくと、自然と取り組みやすくなります。

歩く練習をする場合は、できるだけ物が少なく、安全に歩けるスペースを確保しましょう。

まるるん
まるるん

自分でやっていても思いますが、わざわざ出して準備するとなるとやらなくなってしまいますね。目につくところに置いてあって、何も準備せずに始められると続けやすいです。

転倒しにくい環境を整える

せっかく体を動かしても、転倒してしまっては元も子もありません。

リハビリを行う場所では、次のような点を確認しておきましょう。

  • 床に物を置かない
  • 電気コードをまたがなくて済むようにする
  • 滑りやすいマットは片付ける
  • 十分な明るさを確保する

安全な環境を整えておくことで、安心して体を動かすことができます。

椅子や机は安定したものを使う

椅子に座って行う体操や立ち上がり練習では、安定した椅子を使用することが大切です。

キャスター付きの椅子や軽すぎる椅子は動いてしまうため、転倒につながる危険があります。

机を支えにする場合も、簡単に動かないものを選びましょう。

まるるん
まるるん

病院や施設では安全性を考えて環境を整えています。自宅でも同じように「安心して運動できる環境」を意識しましょう。

リハビリで使う物はまとめて置いておく

ゴムバンドやタオル、ボールなど、リハビリで使用する物が毎回違う場所にあると、準備だけで疲れてしまいます。

専用のかごや収納ボックスを用意し、一か所にまとめておくと、すぐに始められるようになります。

水分補給用の飲み物も近くに準備しておきましょう。

運動しやすい服装を準備する

動きにくい服装や滑りやすいスリッパでは、安全にリハビリを行えません。

普段から動きやすい服や滑りにくい室内履きを準備しておくと、「着替えるのが面倒」という理由で運動をやめてしまうことも少なくなります。

毎日続けやすい時間を決める

「時間があるときにやろう」と思っていると、つい後回しになってしまいます。

毎日同じ時間帯に行うことで、生活の一部として習慣になりやすくなります。

例えば、次のようなタイミングがおすすめです。

  • 朝食後
  • 昼食前
  • 夕食前
  • お風呂に入る前
  • デイサービスがない日の午前中

体調の良い時間帯は人それぞれ違います。無理に朝にこだわる必要はなく、自分が続けやすい時間を選びましょう。

まるるん
まるるん

時間に決まりはありませんが、外を歩く運動をする場合は、夏場は暑くない朝がおすすめです。熱中症になりそうな時間や夕立に合いそうな時間にでかけるのは避けましょう。

室温や照明にも気を配る

暑すぎたり寒すぎたりする部屋では、体が動かしにくくなります。

また、薄暗い場所では段差や障害物が見えにくくなり、転倒の危険も高まります。

エアコンを活用して快適な室温を保ち、十分な明るさを確保してからリハビリを始めましょう。

夏場は熱中症予防のため、冬場は急激な温度変化による体への負担にも注意が必要です。

まるるん
まるるん

運動の内容だけでなく、室温や照明もリハビリのしやすさに影響します。安全に体を動かせる環境を整えることも、効果的なリハビリにつながります。

家族は「やらせる」のではなく「始めやすくする」

家族が「リハビリをしなさい」と何度も声を掛けると、かえって負担に感じてしまう方もいます。

それよりも、運動する場所を準備したり、道具を手の届く場所に置いたりするなど、自然と始められる環境を作ることが大切です。

「今日は天気がいいから少し体を動かしてみようか」「終わったら一緒にお茶を飲もう」など、前向きな声掛けも続けるきっかけになります。

記録を付けると継続しやすい

運動した日をカレンダーに丸で付けたり、チェック表を作ったりすると、自分がどれくらい続けられているかが分かります。

「今月は20日できた」「先月より多く続けられた」と成果が見えることで、モチベーションの維持にもつながります。

細かく記録する必要はありません。無理なく続けられる方法を選びましょう。

まるるん
まるるん

リハビリとして行い始める前から、毎日何回腕立てをしたなど何十年も記録しているという方がいました。そういった記録をみるのもモチベーションになっているようです。ただ、一度記録を始めると、体調が悪くても無理してやってしまいがちのようので、無理はしないように気を付けましょう。

まとめ

自宅リハビリは、運動の内容だけでなく、続けやすい環境づくりも大切です。

  • 運動する場所を決める
  • 転倒しにくい環境を整える
  • 道具をまとめて準備する
  • 毎日同じ時間帯に行う
  • 家族は始めやすい環境づくりをサポートする

こうした小さな工夫を積み重ねることで、無理なくリハビリを続けやすくなります。

一度に完璧な環境を整える必要はありません。できるところから少しずつ改善し、自分に合ったリハビリ環境を作っていきましょう。

家族の毎日に役立つ情報

📖 あわせて読みたい(知識を深めるコラム)

高齢者が毎日できる簡単な運動7選|無理なく続けるコツも解説
「家でもできる簡単な運動はないかな」「体力が落ちないように毎日少しでも体を動かしてほしい」と考えているご家族は多いのではないでしょうか。高齢になると、運動量が減ることで筋力やバランス能力が低下しやすくなります。しかし、激しい運動をする必要は...

🛒 暮らしを支えるグッズ(快適な毎日に) 

歩行訓練・体力づくりにおすすめの運動器具|自宅で使えるリハビリ用品を紹介
年齢を重ねると体力が低下し、少し動いただけでも疲れやすくなることがあります。体力を維持するにはウォーキングなどの運動が効果的ですが、足腰が弱くなると外を歩くこと自体が難しくなる方もいます。また、転倒や熱中症、雨の日などが気になり、思うように...
高齢者におすすめの筋トレグッズ|自宅で使える運動用品を紹介
人は体を動かさない時間が増えると、筋肉量が減少し、筋力も低下していきます。加齢などによって筋肉量や筋力が低下した状態を「サルコペニア」といい、そのまま何もしなければ進行してしまいます。サルコペニアが進行すると転倒しやすくなり、骨折や入院をき...
履くのが大変でもウォーキングはスニーカーで
「高齢だから履きやすい介護靴がいい」と思われがちですが、元気にウォーキングをする方には必ずしも最適とは限りません。靴は履く時の楽さだけでなく、履いて歩く時の安定感やフィット感も大切です。ここでは、ウォーキングや買い物などでよく歩く高齢者の方...
タイトルとURLをコピーしました