入院中のおじいちゃんやおばあちゃん、老人ホームや介護施設で暮らしている方に、何かプレゼントを贈りたいと思っても、「何を贈れば喜んでもらえるかな?」と迷いますよね。
施設や病院では、自宅と違って使える物や置ける物に限りがあります。特に認知症の方が暮らすお部屋では、物をたくさん置けないこともあります。
そこで今回は、これまで高齢者の施設などで働いてきた経験から、施設や病院でも使いやすく、プレゼントとして贈りやすいものを紹介します。
実際に私が使ったことのある商品については、その感想も紹介しています。
商品そのものの詳しい特徴や使い心地については、購入前に口コミも確認してみてくださいね。
毎日使える実用ギフト
施設や病院で毎日のように使うものなら、プレゼントしたあとも活用してもらいやすいです。本人が自分で使えるものだけでなく、着替えや移動などを手伝う家族や職員にとって扱いやすいものも選んでみましょう。
パジャマ(マジックテープタイプ)

病院や介護施設で過ごす方へのプレゼントなら、毎日使うパジャマも喜ばれやすいアイテムです。
前をマジックテープで開け閉めできるタイプなら、ボタンを一つずつ留める必要がありません。片手が使いにくい方や、着替えの動作が大変になった方にも使いやすいパジャマです。

【ここがおすすめ💡】
介護用のパジャマというと、機能性を重視したものを思い浮かべるかもしれません。でも、普通のパジャマと変わらないようなデザインの商品もあります。
飾りボタンが付いたものなら、見た目にもこだわって選べるので、プレゼントにもぴったりです。
パジャマ(スナップボタンタイプ)

普段着ているパジャマに近いデザインを選びたいなら、スナップボタンタイプもあります。
普通のボタンよりも指先の力を使わずに留めやすいため、手先の細かな動作が難しくなってきた方にも使いやすいタイプです。
マジックテープタイプほど着替えやすさを重視したものではありませんが、介護用の服に見えにくいパジャマを贈りたいときに候補になります。

ただ、スナップボタンタイプはマジックテープタイプより少し着替えに手間がかかるため、商品数はあまり多くありません。


リカバリーウェア
毎日使うパジャマを贈るなら、少し特別感のあるリカバリーウェアを選ぶのもよいでしょう。
最近は、長そでだけでなく半そでや五分丈など種類が豊富です。シンプルなものからキャラクターとコラボしたデザインまであるので、贈る相手の好みに合わせて選べます。
AOKIリカバリーウェア

こちらはAOKIのリカバリーウェアです。長そでや半そで、五分丈のほか、キャラクターとのコラボデザインもあり、好みに合わせて選べます。
楽天ランキングでは、2025年年間1位、2026年上半期1位を獲得した商品です。
着ることで血行を促進し、疲労回復をサポートする一般医療機器にも適合しています。
毎日身につけるパジャマだからこそ、少し特別なものを贈りたい方に向いています。敬老の日など、高齢の方へのギフトにも選びやすい商品です。
Recoverypro Lab.のリカバリーウェア

Recoverypro Lab.のリカバリーウェアも、一般医療機器の認定を受けています。
血行を促進し、疲労や筋肉のコリなどの症状を緩和します。
累計85万着を突破している人気商品で、パープルなど女性らしいカラーもあります。上下を別々の色で選べるタイプもあるため、好きな組み合わせで楽しめます。
ムーミンやスヌーピー、ベイマックスとのコラボデザインもあり、キャラクターが好きな方へのプレゼントにもぴったりです。
marinessのリカバリーウェア(前開き)

こちらは、前開きタイプのリカバリーウェアです。
4,000人以上の睡眠の悩みに向き合い、眠りの専門家と1年かけて作られたパジャマです。
シリーズ累計180万個を販売している人気商品で、天然コットン100%の二重ガーゼを使用しています。やわらかな素材で、寝るときの着心地を重視したい方にも向いています。
血流を促進するタイプのリカバリーウェアとは少し特徴が異なりますが、睡眠時間を快適に過ごしたい方へのパジャマとして選べます。
評価4.52、口コミ数350件超えの商品です。

【理学療法士の現場日記💡】
リカバリーウェアを着ているというデイサービスの利用者さんからもいますよ。実際に「痛みが楽になった」と言っていました。
1秒で履ける靴
「1秒で履ける」と紹介されている靴で、手や靴ベラを使わずに立ったまま簡単に履けるようにできています。
2023年に発売された商品で、靴ひも部分もゴムになっています。最初に調整しておけば、毎回ひもを結び直す必要がありません。

施設や病院では、居室からリハビリに行ったり、入浴したりするなど、靴を脱いだり履いたりする機会が多くあります。そのため、簡単に履ける靴はとても便利です。
ただし、麻痺などで足を靴の中に入れる動作が難しい方の場合は、次に紹介するような、面ファスナーを大きく開いて履けるタイプのほうが向いています。
サイズ交換は1回無料で、30日間の返品保証もあります。

【ここがおすすめ💡】
かかと部分がふかふかでクッション性があるた、踵が靴ベラのように硬いタイプと比べて履いた後のフィット感もあります。踵を踏んで滑り込ませるので、ぴったりサイズを選んでも足を入れやすいです。
実際の履き心地や商品の詳しい特徴は下記の記事で紹介しています。
リハビリシューズ(介護靴)

リハビリシューズや介護靴の中にも、おしゃれなデザインの商品があります。
面ファスナーを大きく開いて履けるタイプや、足を入れるだけで履きやすいタイプなど、体の状態に合わせて選べます。
足にむくみがある方や、足を動かしにくい方にも使いやすい商品があります。

【PTの福祉用具選びアドバイス💡】
介護靴というと、いかにも介護用品というデザインを想像する方もいると思います。でも、最近はおしゃれな下記の商品のようなデザインのものもあります。人と同じものになりにくいので、プレゼントにもよいと思います。

その他の高齢者向けの靴を下記の記事で詳しく紹介しています。

ルームシューズ

柔らかな素材でできたルームシューズもあります。
一人で立ったり歩いたりする方には、足元が安定するものを選ぶ必要がありますが、車いすを使っていて、移乗のときに介助が必要な方なら、柔らかなルームシューズが使いやすい場合があります。

【PTの福祉用具アドバイス💡】
足の変形があって靴が履けない方も履きやすいです。本人の足の状態を確認して、無理なく履けるものを選びましょう。
その他の柔らかい靴を下記の記事でも紹介しています。

滑らないあったかルームシューズ

冬に足が冷える方には、温かいルームシューズもおすすめです。
見た目はリハビリシューズに近いものでも、中はふわふわで温かく、冬用の室内履きとして使える商品があります。
高齢者の場合、ふわふわしたスリッパは足元が安定しにくく、転倒につながることもあります。
そのため、滑りにくい靴底で、かかとやベルトなどで足を固定できるもの、靴のような形になっているものを選ぶと安心です。

【ワンポイントアドバイス💡】
足が冷えやすい、でも歩くからもこもこスリッパというわけにはいかないという方には冬用のシューズがおすすめです。
靴べら

腰をかがめることが難しい方には、柄の長い靴べらが便利です。
ベッドで脱ぎ履きするだけなら長いタイプでもいいですが、お風呂場やリハビリで靴を脱ぎはきする時に使うなら携帯用の方が便利です。

【理学療法士の現場日記💡】
リハビリ時、ポケットに入るくらいのシンプルな小さい携帯用を持っている方を時々にみかけます。
ミニバック・ポーチ

車いすに座っている方なら、ティッシュやハンカチなどを入れて、車いすの横に置いておけるミニバッグやポーチも便利です。
大きなバッグは車いすの周りに置きにくいこともあるので、必要なものが入る小さめのサイズが使いやすいでしょう。
バッグやポーチをプレゼントしたい方は、こちらの記事もご参照ください。

補聴器の代わりの助聴器

耳にかけて使うことで、周囲の音や人の声を大きく聞き取りやすくしてくれる助聴器もあります。
こちらの商品は、耳に押し当てるとスイッチが入る仕組みなので簡単に使用できます。
以前、福祉用具の展示会で実際に試したことがありますが、人の声だけを大きくするというより、周囲の音全体が大きく、はっきり聞こえるような感じでした。

【PTの福祉用具アドバイス💡】
手で持って使うタイプなので、ずっと使い続けるというより、会話をするときなどに使うものです。補聴器を嫌がる方や、会話のときに聞き取りにくそうにしている方へのプレゼントにもよいと思います。
緊急用に!オシャレなホイッスル

災害などの緊急時に助けを呼ぶためのホイッスルも、いざというときに役立つものです。
ネックレスタイプなら普通のアクセサリーのように身につけられるので、プレゼントにも向いています。
ひもが長めのものなら、頭からそのままかぶって身につけられます。
杖を使っている方なら、ストラップタイプを杖に取り付けておく方法もあります。

【ここがおすすめ💡】
一人でいるときに転んで起き上がれなくなった場合など、声を出しても周りに聞こえないことがあります。そんなときにホイッスルがあれば、助けを呼ぶ手段の一つになります。
おしゃれなお食事用エプロン

食事のときにエプロンを使っている方なら、おしゃれな食事用エプロンもプレゼントになります。
花柄や蝶などの柄が入ったものなら、普通の介護用品とは少し違った印象になります。
ただし、普段から食事用エプロンを使っていない方の場合は、本人の気持ちを考えて選びましょう。介護用品を使うことを嫌がる方に、無理に贈るのはおすすめできません。
冷え対策のあったかギフト
高齢になると手足などの冷えを感じやすくなる方もいます。アームウォーマーやレッグウォーマー、あたたかい靴下など、身につけて使えるものなら普段の生活にも取り入れてもらいやすいです。相手が寒さを感じやすい場所や普段の過ごし方に合わせて選びましょう。
簡単な襟巻

首元は意外と寒さを感じやすい部分です。タオルを首にかけている方もいますが、首元を温められる襟巻きも便利です。
夏でも冷房の効いた部屋で長時間座っていると、首元が寒く感じることがあります。
普通のマフラーやストールは、巻くのが難しかったり、動いたときに落ちてしまったりすることがあります。また、職員が毎回巻いてあげるのが難しいこともありますので、自分で簡単につけられるものがあると便利です。

【ここがおすすめ💡】
面ファスナーで留めるタイプや、輪に通すだけのタイプなら、手の動かしにくい方でも使いやすいです。
指穴付きアームウォーマー

高齢者は、部屋が暖かくても手が冷えることがあります。特に、手をあまり動かさずに過ごしている方は、手先の冷えを感じることがあります。
普通の手袋では、読書をしたり物を持ったりするときに邪魔になることがあります。
指先が出るアームウォーマーなら、手を動かす作業をしながら使いやすいでしょう。
自分ではなかなか購入しない方もいるので、プレゼントにしてみるのもよいと思います。
レッグウォーマー

高齢者には、足や足首の冷えを感じている方が多くいますが、ハイソックスを履いている方はほとんどおらず、みんな足首が寒そうです。
足首を温められるレッグウォーマーはギフトでもギフトでなくてもおすすめです。
商品によっては、ひざやひじのサポーターのように使えるものもあります。
足の裏には触れないため、靴下よりも汚れにくいのもメリットです。
肌に直接つけられる薄手のタイプと、ズボンの上から使える厚手のタイプがあります。
見た目が気になる方なら、ズボンの下に入れられる薄手のタイプを選ぶと良いです。

【ここがおすすめ💡】
もこもこ靴下と違って、レッグウォーマーなら靴のサイズに影響しないところも便利です。夜中に足がつる原因の一つは冷えなので、足のつりに困っている方はぜひ使ってみてほしいです。デイサービスの利用者さんにも勧めています。私も寒くなって来たら就寝時に使っていますよ。
遠赤外線フリーバンド
販売累計個数100,000個、25年の販売実績があるロングセラー商品になります。
足の冷えが気になる方には、遠赤外線素材を使ったフリーバンドもあります。
累計販売数10万個以上、販売開始から25年以上というロングセラー商品です。
商品には「ファーベストファイバー」という素材が100%使われており、11か国で特許を取得しています。水洗いしても遠赤外線効果が低下しにくいとされています。
商品説明では、冷えによる足のつりにもよいと紹介されています。安心の日本製です。

【ここがおすすめ💡】
こちらの商品は一週間無料お試しができ、合わなければ返品できるようになっています。気になる方は、とりあえず試してみるのもいいですね。
あたたかい靴下

車いすに座っている時間が長い方は、足が冷えやすいことがあります。
特に自分で足を動かすことが少ない方は、冬になると足先の冷えを感じやすくなります。
また、車いすに座るとズボンの裾が上がり、足首が出てしまうこともあります。
そんなときには、ふわふわした温かい靴下が便利です。
こちらは、靴下とレッグウォーマーを一緒にしたような商品なので、これ一枚で足元あったかです。
むくみで足が大きくなっているおばあちゃんに、男性用の大きいのを買うのもいいです。
足がむくんでいる方なら、普段より大きめのメンズサイズを選ぶ方法もあります。
ただし、自分で歩く方の場合は、厚手の靴下を履くと靴がきつくなってしまうことがあります。その場合は、靴下ではなくレッグウォーマーのほうがいいかもしれません。
あまり立ち上がらない方や、サンダル・大きめの靴を履いている方なら、厚手の靴下も使いやすいです。

【体験談💡】
こちらの靴下は、母からクリスマスにもらったことがありますが、とても暖かく、冬は部屋でいつも履いています。
膝を温めるサポーター

膝をがっちり支えて固定するのではなく、温めるアプローチで膝の痛みをじっくり緩和していくタイプのサポーターです。
遠赤外線効果が膝を優しく包み込んで温めてくれます。洗濯しても効果が落ちない仕様で、温かいのに蒸れたり汗ばんだりせず快適性が続きます。
サポーター特有の締め付け感が苦手な方にもぴったりな、ソフトで優しい着用感です。
確かな品質の日本製で耐久性も抜群。口コミが200件以上寄せられている人気商品で、膝の痛みを抱えるお母様へプレゼントされたという方のレビューもたくさん見られます。
こちらロングタイプもあります。


【理学療法士の現場日記💡】
膝の痛みは温めることで軽減することがあります。リハビリでも、慢性的なひざ痛の方には膝の温めを行うことがあります。
痛みがなくても、車椅子でずっと座りっぱなしで冷えやすかったり、血行が悪く足が冷えやすい方にいいと思います。
備長炭を練り込んだひざ掛け
冬の寒い時期はもちろん、夏でも冷房の効いた部屋で一日中座っている方には、ひざ掛けがあると便利です。
施設では、職員と入居者さんで温度の感じ方が違うこともあります。職員にとってちょうどよい室温でも、座っている時間が長い方は寒く感じることがあります。
そんなときにも、ひざにかけられる小さめのブランケットが役立ちます。
こちらは備長炭を生地に練り込んだひざ掛けで、ふわふわして軽いのに、しっかりした厚みがあります。少し重みもあり、安っぽく感じにくいところも特徴です。

【体験談💡】
私も持っています。備長炭が生地に練り込まれているためか、個人的には温かく感じます。電気のブランケットには負けますが、電源もいらないですし、ひざ掛けとして使いやすく、冬に重宝しています。
あったか蓄熱マイクロフリース敷パッド

電気を使わずに温かく使える敷パッドもあります。
中綿にアルミを組み込むことで、熱を逃がしにくくするタイプで、使用前と比べて約5.5℃温かくなるとされています。
病院や施設では電気毛布が使いにくいこともあるので、電気を使わずに温かくできる敷パッドは便利です。
累計販売数19万枚突破の大人気商品です。

【理学療法士の現場日記💡】
施設の入居者さんの中には、自宅から持ってきた温かい敷物や毛布を、施設のシーツの上に重ねて使っている方もいますよ。
ベッド・車いす用で使うギフト
ベッドや車いすで過ごす時間が長い方には、体を支えたり、座っている時間を快適にしたりできるものが役立ちます。普段の姿勢や過ごし方を思い浮かべながら選ぶと、使いやすいものを見つけやすくなります。
車いす用座布団

車いすに長時間座っていると、お尻が痛くなることがあります。
今使っているクッションがへたってきた場合は、新しいものに交換するのもよいでしょう。
滑りにくいタイプなら、お尻が前にずれたり姿勢が崩れたりするのを防ぐのにも役立ちます。
こちらの商品は両面に滑り止めが付いています。
車いす用クッションについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

車いす用クッションは、カタログなどでは40cm×40cmが標準的なサイズとして扱われることが多いです。

【PTの福祉用具選びアドバイス💡】
自分でこぐ方は、厚みがありすぎると足が届きにくくなることもあるので気を付けてください。
自分では車椅子をこがない方で、お尻の位置をずらしたりもできないような方の場合は、多少高さが出てしまっても、しっかりした厚みのあるものの方が床ずれができにくくておすすめです。
写真入りクッション

お孫さんやペットの写真などを入れられるクッションもあります。
車いすに座っているときに膝の上に置いたり、抱き枕のように使ったり、ベッドを起こしたときに背中に入れたりと、いろいろな使い方ができます。
車いすの背もたれに置く場合は、車いすのサイズやクッションの厚みなどを確認してから選ぶとよいでしょう。
アームレストクッション

車いすのアームレストが硬く、腕を長時間置いていると痛くなったり、汗でべたついたりする方には、アームレストクッションが便利です。
だいたいの車椅子の肘掛けは硬い素材でできているため、ずっと乗せていると汗でベタっとしたり、痛かったりします。

【体験談💡】
こちら私も持っていてデスクワークチェアの肘掛けに付けていますが、マジックテープで簡単に調整できて、ガッチリ付けられるので便利です。

私が購入したのはアームレスト クッション 2個セット(平らな形状)です。
足枕

足のむくみ対策として足を上げるためのクッションです。かかとを浮かせるように使えば、床ずれ対策として使うこともできます。

【PTの福祉用具選びアドバイス💡】
足首の下だけに足枕を入れると、ひざが支えられずに浮いてしまうことがあります。ひざが長時間浮いた状態になると、ひざに負担がかかって痛みにつながることもあります。ひざ裏にもしっかりクッションが当たっていた方が膝関節への負担が少なく不快感も少ないです。
一年中使えるガーゼケット

軽く、冬は暖かいのに夏は蒸れずに涼しい、一年中使える快適なブランケットです。
施設には布団やベッドが用意されていますが、毛布やタオルケットなどは自宅から持ってくることもあります。
こちらは純綿ガーゼを使っていて、化学的な加工をしていない商品です。
累計販売数は22万枚以上、レビューは1万4,000件以上あり、評価も高い商品です。楽天市場では3年連続でNo.1になっています。
寝具をプレゼントしたいけれど、季節を選ばず使えるものを探している方に向いています。
写真入りブランケット(ひざ掛け)

お孫さんの写真や、本人が描いた絵などを入れて作れる写真入りブランケットもあります。
車いすや椅子に座っているときにひざにかけて使えるので、写真入りのプレゼントを身近に置いておきたい方にもよいでしょう。
名前や写真を入れられるオリジナルのプレゼントは、特別感があるのも魅力です。
ブランケットなら、置物のように壊してしまう心配も少なく、いつも手元に置いて使えます。

【現場で見てきた気づき💡】
車椅子に座ったおじいちゃんおばあちゃんは足が冷えやすいです。膝痛がある方は特に膝の冷えはよくないので、ブランケットがあると便利です。
おしゃれを楽しむギフト
施設や病院で過ごしていても、おしゃれや身だしなみを楽しみたい気持ちは変わりません。毎日使うものでも、少しデザインにこだわったものを選ぶと、普段とは違うプレゼントらしさが出ます。
室内でかぶれる帽子
【室内用帽子】

ベッドで過ごす時間が長いおばあちゃんには、室内でかぶれる柔らかな帽子もおすすめです。
寝ぐせを隠したいときや、髪が薄くなってきたことが気になるとき、白髪が伸びてきたときなどにも使えます。
施設の中で使うものなので、締め付けが強すぎず、やわらかな素材のものを選ぶとよいでしょう。

【理学療法士の現場日記💡】
実際に勤めていた高齢者施設でも、布でできた柔らかいターバン型の帽子をかぶっている方をみかけましたよ。デイサービスに来る方も使用していました。
便利なカーディガン

肌寒いときにさっと羽織れるカーディガンは、施設で使いやすい衣類の一つです。
袖のないベストも便利ですが、寒さを感じやすい方なら袖があるカーディガンのほうが温かく感じやすいでしょう。
カーディガンとベストの両方を用意しておけば、その日の気温や体調に合わせて調整できます。

【理学療法士の現場日記💡】
高齢者施設は室温を調整しているのでものすごく寒いということはないです。腕を通すのが大変な方は袖がないタイプの方がさっと脱ぎ着できるので便利です。
あったかもこもこベスト


パジャマの上から羽織れる、温かいベストやジャケットも便利です。
フリース素材なら軽くて柔らかく、体を動かしにくい方でも負担になりにくいです。
冬の防寒用としてはもちろん、冷房が効いた部屋で寒く感じるときにも使えます。
腰まで覆うロングタイプなら、お尻や腰回りも温めやすくなります。
便利なおばあちゃん用ベスト・カーディガン


施設では冷暖房が入っていても、温度の感じ方は人それぞれです。そのため、ベストやカーディガンは一枚あると便利です。
ボタンを留めるのが難しい方には、マジックテープやマグネット式のボタンなど、簡単に着られるタイプもあります。
何枚か用意しておけば洗濯している間も使えるので、プレゼントにも向いています。
施設では食べ物や飲み物をこぼして汚してしまうこともあるため、着替えを用意しておくと便利です。
オシャレなマスク

マスクをする機会が多い方には、おしゃれな柄のマスクもプレゼントになります。
無地の不織布マスクを使うことが多い中で、柄の入ったマスクは少し気分を変えられます。
特に、不織布マスクの柄入りは珍しく、話のネタにもなります。ちょっとしたギフトにいかがでしょうか?
布マスクは洗う手間がありますが、繰り返し使えるのがメリットです。

【理学療法士の現場日記💡】
デイサービスでも、お友達からもらったマスクをうれしそうにつけている女性を見かけることがあります。おしゃれを楽しめる小さなプレゼントとしてもよいと思います。
ハンドクリーム

冬になると手や足が乾燥しやすくなるため、ハンドクリームも使いやすいプレゼントです。
普段からクリームを持っていない方なら、かわいらしいパッケージのものを選ぶのもよいでしょう。
ジェルタイプは乾くのが早く、クリームタイプはしっとり感が強いという違いがあります。

【ワンポイントアドバイス💡】
ユースキンのハンドクリームを使ったことがあるのですが、しっとり感がかなりあります。ただ、つけすぎると手が白くなることもあり、クリームなのでジェルより乾くまで少し時間がかかります。私は普段使いには乾きやすいジェルタイプを使っています。
オールインワンジェル

冬に顔の乾燥が気になる方には、オールインワンジェルも便利です。
化粧水や乳液、美容液などを一つにまとめて使えるので、洗顔後のお手入れを簡単にできます。
普段から化粧水や乳液を使っていない方なら、一つで済むオールインワンタイプは使いやすいでしょう。
顔に使ったあと、残ったものを手の甲に使うこともできます。
肌が乾燥してかゆくなることがある方へのプレゼントとしても候補になります。

【体験談💡】
私はドクターシーラボアクアコラーゲンゲルの美白タイプを使っています。肌が敏感なほうですが、温泉などに置いてあるものも含め、ジェルタイプは今のところ肌に合っていてかゆくなることがありません。
名入れルーペと手ぬぐいセット

漆器でできたルーペと手ぬぐいのセットです。ルーペの裏面には5文字まで名前などを入れられます。
手ぬぐいは肌にやさしいガーゼ素材で、水分を拭くときだけでなく、首に巻いてスカーフのように使うこともできます。
鏡付きティッシュBOX

ベッドのそばなどに置いて使える、鏡付きのティッシュBOXもあります。
ティッシュを使ったあとに、鏡で髪型などを確認できます。
ティッシュBOXだけではプレゼントとして少し物足りなく感じても、鏡が付いていることで、ひと味違った贈り物になります。
手を動かして楽しむプレゼント
病院や施設では、自由に外出したり好きなことをしたりする時間が少なく、暇を持て余してしまうこともあります。本人の趣味や得意なことに合わせて、無理なく楽しめるものを選びましょう。
大人の塗り絵

大人向けの塗り絵には、風景や果物、動物など、子ども向けとは違った少し難しい絵柄のものがあります。
色鉛筆などがセットになった「大人の塗り絵 クーピーBOX」のような商品なら、届いてすぐに楽しめます。

【理学療法士の現場日記💡】
色を重ね塗りしたりしてとてもきれいに塗っている方がいらっしゃいます。ほんとキレイで、子供がする塗り絵の感じと全然違いますね。眼が悪いと難しいかも知れませんので注意が必要です。
昔懐かしいおもちゃ


昔懐かしいおもちゃも、施設での暇つぶしになります。
お手玉や万華鏡など、昔遊んだことがあるものなら、懐かしさも感じてもらえるでしょう。
おはじきなどは、病院のベッドの上では小さくて扱いにくいことがあります。
昔のおもちゃには安価なものもありますが、プレゼント向けのおしゃれな商品もあります。
箸タイム
「箸タイム」は、箸を使ってピーナッツ型やリング型のパーツを動かして遊ぶ指先の運動用のおもちゃです。
手の動きが少し悪くなってきた方の暇つぶしにも使いやすいです。
リング型のパーツなら、指でつまむだけでなく、指を開く力を使って持ち上げることもできます。
ゲームシートを見ながら、決められた通りにパーツを並べる遊びもできます。
遊びながら手を動かすので、暇つぶしと手の機能を使う練習を一緒にできるのが特徴です。
リングの方の動画があるので、よかったらご覧ください。
回転式オセロ

普通のオセロとは少し違い、盤面のマスを回すことで黒と白のボールが入れ替わるタイプのオセロです。
通常のオセロのように駒がバラバラにならないので、車いすの膝の上やベッドの上でも扱いやすいのが特徴です。
頭を使うだけでなく、指先を動かすリハビリにもなります。

【ここがおすすめ💡】
普通のオセロは駒が散らばってしまうことがありますが、これは盤面を回して遊ぶので、膝の上やベッドの上でも気軽に使えます。
オリジナルパズル(孫の写真など)

お孫さんが描いた絵や写真などを使って、オリジナルのパズルを作ることもできます。
13.5cm×13.5cmほどのサイズで、ケースも付いている商品なら、病院や施設にも置きやすいです。
こちらの大きさは36ピースですが、もっと大きい物もあります。完成したパズルは、そのまま飾っておくこともできます。
パズルは頭の体操にもなるし指先のリハビリにもなります。お孫さんの写真を使えば、見るたびに家族を身近に感じられるプレゼントにもなります。
木製パズル

温泉などで見かけることがある木製パズルも、大人の暇つぶしになります。
木のパーツを組み合わせて、見本と同じ形を作っていくものです。

【体験談💡】
私も温泉で試したことがありますが、思ったより難しく、大人でも夢中になってしまいます。こういうのにイライラしてしまうタイプの方には贈るのをやめておきましょう。
型はめ立体パズル

9個のパーツや8個のパーツを組み合わせる木製の立体パズルです。
「見る・触る・考える」を使って遊ぶおもちゃで、子ども向けの商品として販売されていますが、口コミを見ると大人や親のほうが夢中になっているという声もあります。
一辺が6cmほどの小さなものなら、病院のベッド周りにも置きやすいでしょう。
頭を使いながら手も動かせるので、暇つぶしとして楽しめます。
ルービックキューブ

昔からあるルービックキューブも、頭を使う暇つぶしになります。
立体を回しながら考えるので、頭だけでなく手も動かします。
一般的な9マスのものだけでなく、4マスの少し簡単なタイプや、変わった絵柄のものもあります。
本人の得意・不得意に合わせて選ぶとよいでしょう。
大人のクイズ

大人向けのクイズ本も、病院や施設での暇つぶしに向いています。
クイズを解くために考えるので、ただ時間をつぶすだけでなく、頭を使って楽しめます。
ただし、目が見えにくい方や老眼鏡を使っていない方には、文字が細かいものは難しいでしょう。
口コミでは、入院している方へのプレゼントとして購入したという声もあります。
頭の体操にもなるドリル系

間違い探しや数独などのドリルも、暇つぶしと頭の体操を兼ねて楽しめます。
本人の得意なものを選ぶと、毎日の楽しみになるでしょう。

【ワンポイントアドバイス💡】
認知症などがある方の場合、難しすぎる問題を選ぶと「できない」と感じてしまうことがあります。
本人が無理なく解けるレベルのものを選ぶことが大切です。
筋トレ用品

まだ比較的元気で体を動かせる方なら、筋トレ用品を暇つぶしとしてプレゼントする方法もあります。
本格的な筋トレ用品でなくても、軽い運動をするきっかけになります。
ただし、体の状態によって適した運動量は違うので、無理のない範囲で使うようにしましょう。
手や足につけて使う重りなどは、100円ショップでも1個200円程度で販売されています。
ただ、中に入っている黒い粉がちょっと出てきます。病院で使うならしっかりしたものの方が良いかも知れません。下記は100均で購入した商品の写真です。

食べ物のプレゼント
食べ物は、好きなものを贈れると喜ばれやすい一方、病院や介護施設では持ち込みや食事制限に注意が必要です。贈る前に施設や病院へ確認し、本人が食べられるものを選びましょう。
みかん丸ごとゼリー

みかんが好きな方には、みかんが丸ごと一個入ったゼリーもおすすめです。
91%がみかん果汁で、有田みかんが丸ごと一個入っています。
施設で暮らしていると、好きな果物を食べたいときに自由に食べることが難しいこともあります。
そんな方なら、みかんを丸ごと味わえるゼリーは喜んでもらえるのではないでしょうか?
甘さと酸味があり、おじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントにも向いています。
栄養満点!米麹のフルーツ甘酒

和歌山県産の果汁を使っているため、一般的な甘酒とは少し違ったフルーティーな味わいになっています。
果物の味があるので、普通の甘酒が苦手な方にも試しやすい商品です。
小さなボトルに入っているので、一度にたくさん飲まず、少しずつ飲むこともできます。

【ここがおすすめ💡】
甘酒は飲む点滴ともいわれ栄養満点です。ジュースを飲むなら栄養のある甘酒を飲んだ方がいいですね。
塩分控えめ選べる梅干しギフト

梅干しが好きな方には、紀州のはちみつ梅を使った梅干しギフトもあります。
木箱に入っていて、和紙で包まれているため、贈り物らしい見た目になっています。
梅干しは、まろやか梅なら塩分10%、あまみつ(はちみつ梅)なら塩分5%など、種類によって塩分が違います。
どちらも塩分控えめですが、塩分5%の方はとても甘くデザート感覚です。梅干しが好きなおじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントに向いています。
毎年母の日には期間限定でカーネーションデザインの包装に変わるなどイベントに合わせたデザインになっています。
母の日にはカーネーションを付けた限定包装など、イベントに合わせたデザインもあります。
イベントデザインの商品には2,000件以上の口コミがあります。

【食品ギフトのアドバイス💡】
ただし、「塩分控えめ」だからといって、塩分制限のある方が自由に食べられるとは限りません。食事制限がある場合は、事前に確認してから贈りましょう。
施設への差し入れにおすすめの食品はこちらの記事で紹介しています。

部屋に飾るプレゼント
お部屋に飾れるものなら、食べ物のように消費せず、長く楽しんでもらえます。病院や施設では置けるスペースが限られることもあるため、ベッド周りや棚に置きやすい大きさを選びましょう。
ハーバリウム(メッセージ入りも)

ハーバリウムは、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどをオイルと一緒に瓶に入れたものです。
そのまま飾っておけるので、水やりなどの手入れをする必要がありません。
長く楽しめるものも多く、施設のお部屋に飾る花としても使いやすいでしょう。
母の日などには、メッセージを入れられるタイプもあります。
ケース入りプリザーブドフラワー

花を贈りたいなら、プリザーブドフラワーもおすすめです。
生花のように水やりをする必要がなく、長く楽しめます。
施設のお部屋に飾る場合は、ケース入りのものだとほこりがつきにくく、お手入れもしやすいでしょう。
ただし、あまり大きなものを選ぶと置き場所に困ることがあります。ベッド周りや棚などに置ける、小さめのサイズを選ぶと使いやすいです。
まとめ
介護施設や病院にいるおじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントは、本人が喜ぶことに加えて、「その場所で使いやすいか」を考えて選ぶことが大切です。
小物なら靴べらやポーチ、ひざ掛け、車いす用クッションなど、毎日の生活で使えるものがあります。
衣類ならカーディガンやベスト、パジャマ、温かい靴下などが候補になります。
暇つぶしなら、大人の塗り絵やパズル、クイズなど、本人の得意なことや興味に合わせて選ぶとよいでしょう。
また、食べ物や花を贈る場合は、施設や病院のルールを事前に確認しておくことが大切です。食事制限がある場合は、本人の好みだけで判断せず、食べても問題ないか確認しましょう。
高齢者へのプレゼントは、高価なものでなくても、毎日の生活で使えるものや、本人が「これ、いいね」と思えるものなら十分喜んでもらえます。
相手の生活スタイルや体の状態を考えながら、「これなら使ってもらえそう」と思えるものを選んでみてくださいね。
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