高齢者向けのリハビリシューズには、さまざまな種類があります。
むくみがある方、片麻痺のある方、認知症の方、手が不自由な方など、履きやすい靴は困っている内容によって選び方が変わります。
ここでは、それぞれの特徴を簡単に紹介し、詳しい選び方を解説した記事へご案内します。
ご本人に合った靴を選ぶことで、転倒予防や歩きやすさだけでなく、毎日の外出や生活も楽になります。
リウマチ・変形・外反母趾のある方向け

足の変形がある方は、普通の靴では指先が当たって痛みが出たり、傷ができたりすることがあります。
そのため、つま先部分が柔らかく伸びる素材や、甲の高さを調整できる介護靴がおすすめです。
リウマチや外反母趾の方向けの靴には、大きく分けて次のようなタイプがあります。
- つま先部分が柔らかく伸びるタイプ
- 足全体を優しく包む柔らかい素材のタイプ
- ベルトで甲の高さを細かく調整できるタイプ
症状の程度によって合う靴は異なりますので、詳しくは下記の記事をご覧ください。


【PTの靴選びアドバイス💡】
上の画像の靴はあまり歩かない方向けの室内シューズですが、変形に対応していても外でも履ける用の靴もあります。
変形しやすい部分だけが柔らかくなっているオシャレ靴もありますよ。
むくみがある方向けの靴

足がむくんでいると、普段履いている靴がきつく感じたり、足が入らなくなったりします。
むくみがある方には、横幅や甲の高さを調整できる靴が便利です。
主な種類は次の2つです。
- 横幅(3E・5E・7E・9Eなど)を選べるタイプ
- マジックテープで甲の高さを調整できるタイプ
左右でサイズが違う方や、装具を使用している方は片足販売に対応した商品もあります。
詳しくは下記の記事で紹介しています。


【PTの靴選びアドバイス💡】
常にむくんでいるなら横幅が大きいものを選べばいいですが、一日の間でむくみの度合いが変わるようなら、甲の高さを変えられるものにした方が安心です。
大きく開いて足を入れやすい靴

高齢になると、片足立ちが不安定になったり、手先が動かしにくくなったりして、靴の脱ぎ履きが大変になります。
そのような方には、大きく開く介護靴がおすすめです。
履きやすい靴には次のような特徴があります。
- マジックテープで大きく開く
- ファスナー付きで足を入れやすい
- 軽くて歩きやすい
デイサービスや病院では何度も靴を脱ぎ履きするため、こうしたタイプが特に便利です。
詳しくは下記の記事をご覧ください。


【PTの靴選びアドバイス💡】
介助で靴を履かせてもらうことが多い場合はこういう靴がいいですが、自分で履けるような方は、最近では次に紹介する手を使わずに履ける靴を履いている方も多くなってきています。
手を使わずに履ける靴

最近は、立ったまま履けるスニーカーが人気です。
腰を大きく曲げる必要がなく、外出の負担も軽減できます。
かかと部分が靴ベラのような形状になっていて足を滑り込ませるだけで履けるものが多いですが、こちらのLAQUNは少し違います。
滑らして入れるのは同じですが、それに加えて踵部分を踏んで入れられるようになっています。
踏んだ踵はバネによって元の形に戻るので手を使う必要はありません。
ただ滑らして入れるものよりも、踵のふかふか部分がすっぽり包み込むため、通常のスニーカーに近く、履いた後にパカパカしにくいです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。


【PTの靴選びアドバイス💡】
靴ベラのように硬いタイプも試したことがあるのですが、ものによっては履いた後に硬い部分が踵に当たって違和感があるものがありました。踵の幅があっていないと踵を包み込む湾曲がフィットしないのだと思います。
ある程度踵部分にクッション性があるものの方がおすすめです。
まとめ
履きやすい靴といっても、人によって必要な機能は異なります。
- 足の変形がある方は柔らかく伸びる靴
- むくみがある方は幅や甲を調整できる靴
- 脱ぎ履きが大変な方は大きく開く介護靴
- 腰や膝への負担を減らしたい方は手を使わず履ける靴
症状や生活環境に合わせて選ぶことで、安全性だけでなく毎日の生活のしやすさも大きく変わります。
気になる種類がありましたら、それぞれの詳しい解説記事もぜひ参考にしてください。
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