年齢を重ねると、外出したり人と話したりする機会が減り、脳への刺激も少なくなりがちです。
認知症はさまざまな原因で起こりますが、趣味やゲーム、手先を使う作業などで脳に適度な刺激を与えることは、認知機能の維持にもつながるといわれています。
ここでは、楽しみながら取り組める脳トレグッズや、お年寄り向けのおもちゃ、手先を使うアイテムなどを紹介します。
施設や病院、自宅での暇つぶしにも役立ちます。ぜひ参考にしてください。
積極的な脳トレ
ここでは、脳に刺激を与えるものの中でも、積極的に頭を鍛えたい方向けの、少し難しめの脳トレグッズを紹介します。
頭のリハビリにと思っても、手の動きが悪いと取り組みにくいものがあります。また、目が悪いと難しく感じるものもあります。

【PTのリハビリ用品アドバイス💡】
難しすぎるとイライラしたり、やる気や自信がなくなったりすることもあります。体の状態に合ったものを選びましょう。
脳を刺激するドリル
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数独 |
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もの忘れ、認知症にならない思い出しテスト 60歳からの脳トレ |
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もの忘れ、認知症にならない漢字思い出しテスト |
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認知症高齢者のための脳を鍛える学習療法ドリル |
※楽天市場の商品です
言葉や数字を使ったゲーム感覚のクイズは、頭を使うため脳への刺激になります。認知症予防を目的とした取り組みにも向いています。

【PTのリハビリ用品アドバイス💡】
こういったものが苦手なら無理に取り組む必要はありません。もともと好きな方なら、暇つぶしにもなり、楽しみながら続けやすいと思います。
クイズのドリル

大人向けのクイズやなぞなぞを楽しめる本です。
目が悪い方には少し難しいかもしれませんが、そうでない方なら、暇つぶしとしても楽しめます。
実際に使っているところを見たことはありませんが、口コミには入院している方へのプレゼントにしたという声もあります。
記憶力・判断力ゲーム

頭と指先を使うフィンガーアクションゲームです。音感ゲーム、記憶力ゲーム7、判断力ゲーム、推理力ゲーム、瞬発力ゲーム1、計算力ゲーム、運だめしゲームなど50種類の遊び方ができます。
50種類もあるため、操作を覚えるのが少し難しいかもしれません。
「ゲームロボット25」という、25種類の遊びに限られたタイプもあります。

楽しく脳トレ
勉強のような脳トレではなく、楽しくできる暇つぶしや余暇活動のようなものでも、脳への刺激になります。脳トレが苦手な方にもおすすめです。
高齢者施設でも、塗り絵などはよく取り入れられています。
大人の塗り絵

色を考えながら塗り分けることは脳への刺激になります。
子供向けの塗り絵でもいいですが、こちらは大人向けの塗り絵です。
大人用なので、見た目がきれいなだけでなく、「子供向けのおもちゃを使っている」という印象になりにくく、抵抗なく使ってもらいやすいです。
高齢者施設では認知症でない方にも普通に使われています。
「きいちの塗り絵」は、レトロで懐かしい雰囲気の絵が特徴です。高齢者の方にも好まれ、笑顔が見られることもあります。
本当に好きな方は、グラデーションをつけたり重ね塗りをしたりして、とてもきれいに仕上げています。
そのほか、ピーターラビットや懐かしい昔のおもちゃ、くまのプーさんなどのシリーズもあります。
ギフトにも向いているクーピーとのセットもあります。

【PTのリハビリ用品アドバイス💡】
「これは何の絵だったかな?」「何色だったっけ?」「何色で塗るのがいいかな?」と考えながら塗ることが、脳への刺激になります。
立体パズル

枠にすべて収まるように、頭を使いながらさまざまな形のピースを入れていきます。
こちらは仕切りを付けることで、3歳から大人まで難易度を変えて使えます。
子供の知育玩具として使われるようですが、認知症予防にもピッタリです。手も使うため、手指の運動にもなります。
木製の立体型はめパズル

木でできた立体パズルです。パズルは頭を使うので脳トレになります。
薄っぺらい紙のパズルと違い、立体的なので持ちやすいし、場所もとらずよさそうです。
子供用の知育玩具として売られているようですが、口コミを見ると、「子供に買ったものの親が夢中になっている」という書いてあるものもありました。
手があまりに不自由だとうまくはめられないかもしれないので注意が必要です。
木の知恵の輪(紐抜き)

考えながら紐をうまく抜いていく知恵の輪です。口コミを見ると、大人でも難しいという声があります。
細かい知恵の輪と違って大きいため、多少目が悪くても扱いやすいかもしれません。ただ、目がかなり悪い方には難しいと思います。
木のぬくもりがあり、見た目にもあたたかみがあります。
ルービックキューブ

多くの方が一度は見たことのあるルービックキューブです。
面の色がすべてそろうように、ひねって回転させます。
もちろん頭を使うので脳トレになりますが、手首をひねって回すことで手の運動にもなります。
オセロ

オセロや将棋などは手も使い頭も使うので脳と手先のリハビリになります。つまむ練習をするのにも頭を使うにもいいです。
バラバラになりにくいマグネット式もあります。
石をなくす心配がなく、回転させるだけで遊べる大回転オセロという便利なオセロもあります。
版に白黒の石がついていて回転させるだけなので、つまむのが難しい場合にもこういった回転させるタイプがおすすめです。
会話で脳を刺激するグッズ
一人でぼうっとしている時間が長くなると、脳への刺激が少なくなります。
友達や家族と話す機会が多ければいいですが、それが難しい場合は、コミュニケーションロボットを使う方法もあります。
音声認識人形は、話しかけると返事をしてくれる、会話を楽しめるコミュニケーションロボットです。
人と話す機会が少なくなった方でも、毎日の会話やふれあいのきっかけになり、楽しみながら脳に刺激を与えられます。
ふだんあまり表情がない方でも、笑顔になることがあります。いつもぼうっとしている、落ち着きがない、無表情といった方にも、試してみる方法の一つです。

【理学療法士の現場日記💡】
高齢者施設でも、こういったものは取り入れられています。
音声認識人形
認知症でなくても、一人暮らしでさみしい思いをしているおばあちゃんなどには、お孫さんのようなかわいいお人形がいると、会話やふれあいを楽しむきっかけになります。
こちらは音声を認識して返事をしてくれるお人形です。お洋服を脱がせてあげることもできます。
お話しするだけでなく、時間や日にちを知りたいときに教えてくれる便利な機能もあります。
季節によって話す内容や歌ってくれる歌が変わるため、四季を感じやすいのも特徴です。
おしゃべりみーちゃん

みーちゃんは、本当の4歳の女の子の声で、約800ワード以上の言葉で返事をしてくれます。
おじいちゃん、おばあちゃんなど、呼び方の設定ができます。運勢占いもしてくれます。
おしゃべりけんちゃん

けんちゃんは、本当の6歳の男の子の声です。基本的な機能はみーちゃんと同じですが、しゃべる言葉の数や歌がみーちゃんの倍以上に増えています。
20秒間話しかけないと、ひとりごとモードに移行します。約10~30分に一度、「何してるの?」「お腹すいちゃった」などとつぶやくため、本当の子供のような感覚で楽しめます。
掛け声に合わせて体操をすることもできます。
音声認識わんこ
犬のぬいぐるみで、音声を認識してしゃべるタイプもあります。人間の子供とは違った動物らしい反応や動きがあるので、ペットを飼っているような感覚で楽しめます。
もっとおりこうダッキー

30曲の歌を歌い、約3,700通りのおしゃべりをします。音声認識は200語以上です。
しっぽを振ったり、目をぱちぱちしたり、背中をなでると反応したりと、子犬のようなかわいらしさがあります。なぞなぞやゲームを出してくれます。
しばいぬコウタ

歌は30曲歌え、おしゃべりは約1,000通りです。
人間の言葉で話せるほか、「くぅんくぅんきゅーん」「わんわん!」など、犬らしい声で反応することもできます。
遠吠えしたり、においを嗅いだりと、犬ならではのやんちゃな反応もします。
まとめ
認知症予防や脳への刺激を目的にグッズを選ぶなら、難しさだけでなく、本人が楽しんで続けられるかどうかも見ておきましょう。
数独やクイズ、記憶力ゲームのように頭をしっかり使うものから、塗り絵やパズル、オセロのように手も使いながら楽しめるもの、会話を楽しめる音声認識人形まで、いろいろなタイプがあります。
手の動きや視力などによっては、難しいグッズが使いにくいこともあります。無理なく取り組めるものから始め、本人が「またやりたい」と思えるものを選んでみてください。
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