「介護認定は一度受ければずっと使えるの?」
「更新手続きはいつすればいいの?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
要介護認定には有効期間があり、介護保険サービスを継続して利用するためには更新手続きが必要です。更新を忘れてしまうと、サービスの利用に影響する場合もあるため、早めの準備が大切です。
この記事では、介護認定の更新手続きの流れや更新時期、注意点について分かりやすく解説します。
介護認定の更新とは?
介護認定の更新とは、有効期間が終了する前に現在の心身の状態をあらためて確認し、引き続き介護保険サービスを利用できるかを判定する手続きです。
介護が必要な状態は時間とともに変化するため、定期的に認定を見直す仕組みになっています。
更新手続きはいつ行う?
更新申請は、有効期間が終了する約60日前から受け付けている自治体が一般的です。
更新時期が近づくと、市区町村から案内が届くことが多いため、案内が届いたら早めに手続きを進めましょう。
申請が遅れると認定結果が間に合わず、一時的にサービス利用へ影響する可能性もあります。

介護度が変わりそうな場合は、一時的にデイサービスをお休みすることになる場合もあります。時々そのような方がいます。案内が届いたら後回しにせず、できるだけ早めに手続きを済ませましょう。
更新手続きの流れ
更新申請後の流れは、新規申請とほぼ同じです。
- 市区町村へ更新申請をする
- 認定調査員による訪問調査
- 主治医意見書の作成
- 介護認定審査会で審査
- 新しい認定結果が通知される
更新だからといって調査が省略されるとは限らず、現在の生活状況や身体の状態が確認されます。

更新時には「前回よりできなくなったこと」「介助が増えたこと」を整理しておくと、普段の生活状況を伝えやすくなります。
更新すると認定区分が変わることはある?
更新手続きでは、現在の心身の状態をもとに審査が行われるため、認定区分が変わることがあります。
以前より介護が必要になった場合は要介護度が上がることがあり、反対にリハビリや介護サービスの利用などで状態が改善した場合は、要介護度が下がることもあります。
認定区分が変わると、利用できるサービスの内容や支給限度額も変わるため、新しい認定結果を確認し、必要に応じてケアプランを見直しましょう。

認定区分が軽くなったからといって「悪いこと」ではありません。身体機能や生活能力が改善した結果である場合も多く、ご本人にとって望ましい変化と考えられます。
更新を忘れてしまったらどうなる?
更新手続きを行わずに認定の有効期間が終了すると、原則として介護保険サービスを継続して利用できなくなります。
更新案内が届いたら、できるだけ早めに申請し、認定結果が出るまでの期間も考慮して余裕を持って手続きを進めましょう。
もし更新時期を過ぎてしまった場合は、早めに市区町村や担当のケアマネジャーへ相談することが大切です。
状態が変わったときは更新を待つ必要はない
認定の有効期間中でも、心身の状態が大きく変わった場合は、更新時期を待たずに区分変更申請を行うことができます。
例えば、転倒による骨折や脳卒中などで介護量が増えた場合や、反対に状態が大きく改善した場合などが対象になります。
現在の生活に認定区分が合わないと感じたときは、一人で判断せず、ケアマネジャーや市区町村へ相談しましょう。
まとめ
介護認定の更新は、介護保険サービスを継続して利用するために欠かせない手続きです。
- 更新申請は有効期間が終了する前に行う
- 更新でも認定調査や審査が実施される
- 認定区分が変わることもある
- 状態が大きく変化した場合は区分変更申請もできる
更新の案内が届いたら後回しにせず、早めに準備を進めることが安心して介護サービスを利用し続けるポイントです。不安なことがあれば、市区町村やケアマネジャーへ相談しながら手続きを進めましょう。
介護保険制度は改正されることがあります。また、自治体によって利用できるサービスや手続きが異なる場合があります。最新の制度や利用条件については、お住まいの市区町村や厚生労働省の情報をご確認ください。不明な点は、地域包括支援センターや担当のケアマネジャーへ相談すると安心です。
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