寝たきりの方の介護では、着替えや排泄、食事、体位変換など毎日の介助が欠かせません。
介護する方の負担を少しでも軽くし、ご本人にも快適に過ごしてもらうためには、介護用品を上手に取り入れることが大切です。
介護用に工夫された便利な商品を使うことで、介助がしやすくなるだけでなく、床ずれ予防や栄養管理、呼び出しなど日常生活の負担も軽減できます。
ここでは、自宅で寝たきりの方を介護する際に役立つおすすめの介護用品を紹介します。
ズボン・腕が完全に開くパジャマ

ズボンが大きく開く介護用パジャマは、おむつ交換や着替えをしやすくするために作られています。
ズボンをすべて脱がせる必要がなく、介護する方の負担を軽減できます。
袖も開くタイプなら、麻痺や拘縮で腕が動かしにくい方にも無理なく着せやすくなります。
マジックテープで開閉できるものが多く、介助時間の短縮にもつながります。
商品によって開く範囲や構造が異なるため、購入前に商品ページで確認しておきましょう。
つなぎのパジャマ

認知症などでおむつを触ってしまう方には、つなぎタイプの介護パジャマが役立ちます。
ファスナー部分にはホックやカバーが付いており、ご本人が簡単に開けられないよう工夫されています。
見た目が普通のパジャマに近いデザインの商品も増えているため、抵抗感が少ないものも選べます。
浴衣タイプや前開きパジャマ、介護用肌着などは下記の記事で詳しく紹介しています。
その他の商品は下記の記事で紹介しています。

ミトン

介護用ミトンは、点滴や胃ろうチューブを抜いてしまったり、皮膚を掻き壊してしまったりする場合に使用されます。
必要な場面だけ使用し、ご本人の状態に合わせて適切に活用することが大切です。
体位変換クッション

寝たきりの方では、同じ姿勢が続くと床ずれ(褥瘡)ができやすくなります。
体位変換クッションを使うことで、体を安定して横向きに保ちやすくなり、介助する方の負担も軽減できます。
ナーセントパッドなど医療・介護現場でも使用されている商品は、体圧を分散しやすく耐久性も高いのが特徴です。

【知っておきたい知識💡】
一般的には、床ずれ予防のために約2時間ごとの体位変換が推奨されています。

呼び出しベル

介護用の呼び出しベルは、ナースコールのように介助が必要なときに家族へ知らせることができます。
呼び出しボタンが複数付属しているタイプや、呼び出し音・音楽を選べるタイプもあります。

配線工事が不要で、電池を入れるだけですぐ使える商品が多く、自宅介護でも取り入れやすいです。
除菌・消臭剤

介護では、おむつや排泄介助による臭いが気になるものです。
介護向けの除菌・消臭剤は、排泄臭や加齢臭対策だけでなく、室内の衛生管理にも役立ちます。
人体への安全性に配慮された商品も多く、介護施設や在宅介護でも広く利用されています。
肩当て

寝ている間に布団が肩からずれて寒いという方には、肩当てがおすすめです。
ダウンやフリース素材の肩当てを着ることで、布団を首元まで掛けなくても肩や首を暖かく保てます。
冬場の冷え対策として取り入れやすいアイテムです。
高カロリードリンク

寝たきりになると食事量が減り、必要な栄養を十分に摂れないことがあります。
高カロリー栄養飲料なら、少ない量で効率よくエネルギーや栄養を補給できます。
1本で約200kcal摂取できる商品もあり、食欲が低下している方にも利用されています。
味の種類も豊富なので、飽きにくいものを選びやすいでしょう。
少しずつ飲む場合は、パックタイプよりもカップタイプの方がコップへ注ぎやすく便利です。
その他のタイプは下記の記事で紹介しています。

まとめ
寝たきりの方の介護では、一つひとつの介助が大きな負担になりやすいため、介護用品を上手に活用することが大切です。
介護用パジャマや体位変換クッション、呼び出しベルなどを取り入れることで、ご本人の快適さだけでなく、介護する方の負担も軽減できます。
介護は毎日の積み重ねです。無理を続けるのではなく、便利な福祉用具を活用しながら、安全で少しでも楽に介護ができる環境を整えていきましょう。
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